コエンザイムQ10として有名な成分です。
生体では細胞内呼吸を行っているミトコンドリア内膜に存在する電子伝達体の一つで、エネルギー代謝に関わっている補酵素です。
加齢とともに減少することが分かっており、化粧品には皮膚組織活性効果によるエイジングケアを期待して配合します。
かつては医療用医薬品の扱いでしたが、薬剤としての実証性のなさから医薬品としての承認が取り消され、2004年に化粧品への配合が許可されたため、エイジングケア成分として人気がでた成分ですが、化粧品の種類によって配合率が制限されています。
ユビキノンは、コエンザイムQ10(CoQ10)やユビデカレノンとも呼ばれていますが、厚労省はユビデカレノンを使用しています。