サケ、エビなどに含まれる赤い色素で、βカロテンやリコピンなどと同じ天然色素、カロチノイド類の1種です。
ザリガニで構成されているアスタクス属が名前の由来になっています。
合成や動物からの抽出、藻類の培養により生成されます。
化粧品への配合目的は高い抗酸化力、有害なフリーラジカル、活性酸素の抑制による抗炎症が期待でき、ビタミンEやユビキノンの数倍も高い効果で、エイジングケア、肌荒れ防止、くすみ防止を目的として配合されます。
 
また、赤い色素なので、メイク品やヘアカラーなどの彩色、カバー力を持たせる着色剤としても配合されます。
 
参考文献
化粧品成分ガイド第7版