CBDとはカンナビジオールの略称で、大麻から抽出された成分です。
日本の大麻取締法では、規制対象になっていない大麻の部位(茎と種)からとれたCBD製品は販売が可能ですが、葉、穂、根などの部位から抽出されたものは、精神活性作用がある成分THC(テトラヒドロカンナビノール)を含みますので禁止されています。

CBDは全身に存在しているECS(エンドカンナビノイド)受容体に作用します。
化粧品に処方すると抗炎症、抗酸化効果があり、肌の異常を緩和、機能を改善、再生を助けるなど、不安定な細胞機能のバランスを調整することが期待できます。

CBD配合の化粧品は高い美肌効果とリラックス効果があり、支持されている国も多いです。

ニキビ、皮膚炎、アレルギー、アトピー、乾癬、裂傷、やけど等の皮膚トラブルに対して、炎症を抑え、肌機能を安定させたい、皮膚の回復、再生を促したいときに、また肌を健やかに維持したい時に、高い効果が期待できる成分です。

背景的知識とすると、CBDを高濃度に配合した場合は、変色を起こす場合があります。

参考文献 日本化粧品協会HP