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オキシベンゾン

2023.04.18

協会メディア

紫外線UVAからUVBまで幅広い紫外線吸収領域をもつ成分です。オキシベンゾン―1やオキシベンゾン―2のように、数字によって種別されていて、エタノールに溶けやすいものには1、2、3、4、水に溶けやすいものには4、5、9とされています。

紫外線吸収性では、UVA吸収に優れているものは2、3、6、UVB吸収に優れているものは1、3、4とされています。日本では1、3が良く使われており、特にオキシベンゾン-3は多くの日焼け止め商品で見かけます。他の紫外線吸収剤と比較してアレルギー性が高く、旧表示指定成分であり、医薬部外品では現在も表示指定成分です。

サンゴに有害な成分との理由で、ハワイ州の海岸では使用禁止とされている他、EUでは環境ホルモン作用が問題視されたことや、経皮吸収性が高いので体内に吸収される量が多いことから、代替が進んでいます。ハワイ州の法案で禁止されているのは、オキシベンゾンの他に、同じく紫外線吸収剤であるオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)があります。

参考文献:化粧品成分ガイド第7版

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