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CBDが皮膚の表皮幹細胞に与える影響

CBDが皮膚の表皮幹細胞に与える影響

2025.04.28

研究

CBDが皮膚の表皮幹細胞に与える影響

【CBDが皮膚を作る「表皮幹細胞」に与える影響について、細胞株や、幹細胞から皮膚の立体構造を作る3D培養モデルを使って検証しました。その結果、CBDによって表皮幹細胞が若返り、健康に増殖。さらに、分化してきた細胞はバリア機能が向上し、ストレス刺激に強い若々しい肌になることがわかりました】

<研究内容>
皮膚の組織を保つために、細胞を生み出して補充する能力を持った細胞を幹細胞といいます。本研究では、CBDが皮膚を作る「表皮幹細胞」に与える影響について、細胞株や、幹細胞から皮膚の立体構造を作る3D培養モデルを使って検証しました。




幹細胞が老化する原因には、酸化ストレスやDNAの損傷があります。表皮幹細胞にCBDを加えると、炎症時、紫外線、酸化ストレス時のROS(活性酸素種)が低下したほか、幹細胞の増殖に関わる接着分子の発現量が、「COL17A1」で18%、「インテグリンβ1」では26%増加しました。さらに、DNA損傷について「γH2AX」をマーカーとしてDNAの傷の数を見たところ、CBDによってDNAの傷の数が57%減少しました。

これらの結果から、CBDは表皮幹細胞を若返らせ健康に増殖、さらに幹細胞から分化してきた細胞は元の細胞よりもストレス刺激に強くなっていることがわかりました。CBDによって、私たちの肌はストレスに強く、しなやかで若々しい肌へと生まれ変わるのです。

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