CBDが皮膚の健康に与える影響
2025.04.28
研究

【肌の健康には、正常な角層の形成や、うるおい・バリア機能保持が欠かせません。本研究では、CBDが皮膚の健康に与える影響について、網羅的なmRNA遺伝子定量から、健康な皮膚に影響する遺伝子の変動を検証。その結果、CBDは肌の健康維持に優れた効果を発揮することがわかりました】
<研究内容>
肌が健康であるためには、正常な角層の形成、ケラチノサイト(角化細胞)の正常な増殖、水分・バリア機能保持、酸化ストレスの除去、抗腫瘍作用など、さまざまな要素が必要です。本研究では、網羅的なmRNA遺伝子定量から、健康な皮膚に影響する遺伝子の変動を検証しました。
ケラチノサイトにCBDを加えると、細胞内の酸化還元恒常性を維持し抗炎症メディエーターとして作用する「MT1G」や、正常な角化やバリア機能保持に欠かせない「CEBPA」といった遺伝子の発現量が大幅に上昇。
さらに、ヒトケラチノサイトの増殖や皮膚の脂質代謝に役立つ「SULT2B1」、皮膚の水分保持に役立つ「AQP3」という遺伝子の発現量も上昇しました。
これらの結果から、CBDは皮膚の恒常性の維持や抗炎症作用、バリア機能やうるおい・弾力の保持、抗腫瘍作用など、肌の健康維持に優れた効果を発揮することが示されました。

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