監視調査是正体制 | 一般社団法人日本化粧品協会

監視調査是正体制

化粧品、栄養補助食品(各種サプリ等)、医薬部外品(スキンケア等)、美容機器、高度医療機器(コンタクトレンズ等)、健康補助食品等にかかわる法をもとに監視・調査・是正を行います。化粧品により肌トラブルなどの被害に遭った、法外な金額で販売された、大げさな広告に騙された、などの日々の監視と消費者からの被害情報を受けて、これを調査し、当該企業に是正を促すことを目的としています。景品表示法、薬機法等の違反の疑いがある商品や通販サイト記載内容、SNS掲載内容、看板、カタログ含め印刷物などが監視の対象となります。

直接的被害に遭わなくても、商品や通販サイト記載内容、SNS 掲載内容、看板、カタログ含め印刷物などで不適切な表示や表現を見つけたら、本協会に情報をお寄せください。

なお、より詳細にお話を伺う場合がありますので、差し支えなければ、氏名・メールアドレス・電話番号をご記入ください。個人情報保護法に則り、当該目的以外には使用しないことを厳にお約束いたします。

日本化粧品協会は、厚生労働省の情報収集活動に協力しています

不正・違法の通報はこちら

調査結果報告一覧

  • ※既に自主的に改善されている場合は本協会までメールにてご連絡ください。本協会で改善確認した後、適時掲載を取り下げします。

調査結果①

調査対象製品 PharmaHemp OLIVE OIL BASE OIL DROP 3% 10ml、 Pure CBD WAX 1g、 CBDカンナビューティークリーム   
事業者名 原料製造会社:株式会社Pharma Hemp

国内発売元:有限会社Fuji High
調査内容

CBD,CBC,CBCA,CBDA,CBDV,CBDVA,CBG,CBGA,CBNの含有割合

Δ8-THC,Δ9-THC,THCA,THCV,THCVAの含有割合

販売店等

インターネットサイト(CBD ONLINE:株式会社CIGA)

楽天市場(CBD ONLINE楽天市場店:株式会社CIGA)

その他の販売店等については備考欄の販売先一覧のリンク先参照

分析日

PharmaHemp OLIVE OIL BASE OIL DROP 3% 10ml…2020年3月25日

Pure CBD WAX 1g CBD…2020年4月15日

分析結果等

3% CBD オイルドロップ 300mg:THC約0.065%検出

Pure CBD WAX 1g:THC約0.102%検出

(分析機関:BelCosta Labs)

詳細な結果については、備考欄の分析結果のリンク先参照

分析の端緒

協会に対する通報

事業者による開示情報

株式会社Pharma Hempが自社で作成したと思われる分析表では麻薬指定成分のTHC検出量は「ND」と表記
同社による検査結果については備考欄の事業者による開示情報のリンク先参照

関連法規

大麻取締法、麻薬及び向精神薬取締法、景品表示法

注意事項

Pure CBD WAX 1g CBDについては、0.1%程度のTHC含有が見られましたので、ご心配の方は厚生労働省等の関係機関へ相談されるようお勧めします。

備考

①協会による分析結果へのリンク:分析結果
②事業者による開示情報へのリンク:分析結果など事業者が開示した資料などのPDF
③販売先一覧の情報:販売先一覧
④商品画像など:商品画像等
⑤情報提供:厚生労働省に情報提供済

調査結果③ CBDMAXについては令和4年7月7日をもって新規販売停止とアナウンスされましたので掲載を中止しております

備考

本委員会の告発により、法律に抵触する可能性ある商品の販売が停止されたことは、消費者の皆様方によりよい製品をお手に取っていただきたいという本委員会の活動が実を結んだものと考えております。 CBDMAXについて新規販売を継続しているなどの情報がありましたら、本委員会までお寄せください。

オーガニックスシルキーシャンプー(国内発売元:株式会社スーパーフードラボ)に関する掲載について新着更新

調査対象製品 オーガニックス シルキー シャンプー
事業者名 国内発売元:株式会社 スーパーフードラボ
分析結果等

当協会は、令和3年3月から令和5年1月12日までの間、当協会のウェブサイトにおいて、「麻薬及び向精神薬取締法の双方のいずれかの違反の可能性」と題して、株式会社スーパーフードラボが販売する・「オーガニックスシルキーシャンプー」からTHCが検出され、麻薬及び向精神薬取締法の双方いずれかに違反する可能性があるとする記事を掲載しておりましたが、この記事については、当協会が成分検査を依頼した第三者機関における検査の過程で検査検体の取違え等が生じた疑いが差し挟まれる検査結果を当協会において掲載したものであり、この記事内容については合理的な根拠がありませんでした。
当協会は、このような記事を掲載したことにより、株式会社スーパーフードラボの名誉を傷つけ、多大なご迷惑をお掛けしたことについて、株式会社スーパーフードラボに対し、陳謝の意を表するとともに、今後、これを反省とし、化粧品の成分検査についてはより一層の厳正を期し、遮切かつ正確な情報提供を行ってまいります。

備考

■再発防止策について

 このような取違防止のため、当協会は東京大学大学院医学系研究科 臨床カンナビノイド学 社会連携講座に協力を求め、こちらの講座内にあるカンナビノイド分析センターにおいて分析をしていただくこととなりました。東京大学大学院医学系研究科 臨床カンナビノイド学社会連携講座 カンナビノイド分析センターは、国内随一の性能を持つ質量分析機を有しておられ、分析に関する高い技術も併せ持っておられます。このため一般的な分析機関よりも、高い精度での解析が実現可能です。
今後は、調査対象製品について当協会が購入した場合であっても、当協会の手を通ることなく直接 東京大学大学院医学系研究科 臨床カンナビノイド学 社会連携講座 カンナビノイド分析センターに送付し、分析結果のみ当協会に送られることとなります。
このことにより、今後当協会が発表する結果について、仲介業者による過失により分析結果の信用性について疑義を挟まれることは無くなり、消費者の皆様により正確な情報提供ができるようになります。
その第1号として、本件で問題となった製品について、当協会の手を通さず、直接 東京大学大学院医学系研究科 臨床カンナビノイド学 社会連携講座 カンナビノイド分析センターにお送りいただき再分析していただけるようお願いしております。
当協会といたしましては、株式会社スーパーフードラボもしくは製造販売元を担当した会社からご協力いただけるものと考えております。
第2号以降につきましては、現在通報されている製品の中から速やかに分析を行い、その全結果を公表させていただきます。
今後も当協会は消費者の皆様に化粧品に関する情報提供を行っていく所存ですので、よろしくお願い申し上げます。

調査対象(企業・商品・成分)一覧

  • ※違法性が高いものや長期的に改善が確認できないものは、上記の「調査結果報告一覧」に掲載されます。既に自主的に改善されている場合は本協会までメールにてご連絡ください。本協会で改善確認した後、適時掲載を取り下げします。
調査開始日/画像 内容

2022.01.24新着

企業名 株式会社ファビウス
対象商品 クロノセル
調査内容

本協会による調査の結果、ネット広告等の記載文言について薬機法、景品表示法、不正競争防止法の各法令違反の可能性がある記載が複数件確認されました。したがって、今後は対象商品の成分検査を行うとともに、顧問弁護士等に、各法令違反の有無について検討を要請いたします。

状況 2021年11月8日通報有。その後、調査を開始。各法令違反について検討中。

2021.09.03

企業名 株式会社ビタブリットジャパン
調査内容

本協会による調査の結果、ネット広告等の記載文言について薬機法、景品表示法、不正競争防止法の各法令違反の可能性がある記載が、合計133件確認されました。したがって、今後は対象商品の成分検査を行うとともに、顧問弁護士等に、各法令違反の有無について検討を要請いたします。

状況 2021年5月20日に通報有。その後、調査を開始。各法令違反について検討中。

2021.05.08更新

企業名 (株)北の達人コーポレーション
対象商品 ヒアロディープパッチ
調査内容

本協会による調査の結果、ネット広告等の記載文言について薬機法、景品表示法、不正競争防止法の各法令違反の可能性がある記載が、合計102件確認されました。したがって、今後は対象商品の成分検査を行うとともに、顧問弁護士等に、各法令違反の有無について検討を要請いたします。

状況 2021年5月6日に通報有。その後、調査を開始。各法令違反について検討中。

通報から掲載までの流れ

1.通報等(通報ではない第三者からの情報提供を含む)
2.安全性・適法性の観点から選択し、「調査対象一覧」へ掲載
3.安全性・適法性の問題があると考えられた場合「調査結果報告一覧」へ掲載
不正・違法の通報はこちら

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