柑橘のポリフェノールの一つであるヘスペリジン(ビタミンP)にグルコース(ブドウ糖)を1分子酵素作用によって付加し、水への溶解度が高くなった成分で、化粧水、美容液、保湿クリームなど、多くの化粧品に配合される他、エイジングケア化粧品にも配合されます。
基本的には安全性の高い成分とされているので、普通肌、脂性肌、混合肌、乾燥肌、敏感肌
など、どんな肌質でも使える成分です。
ビタミンP誘導体として血管拡張により、抹消血流を正常に整え、毛細血管の血行促進や、皮膚表面温度の低下軽減、新陳代謝促進、くまやくすみの予防改善、さらには血管の強化など、循環促進による美肌へ役立つとされています。
また、糖や脂肪の合成阻害や脂肪酸の分解促進により、血液中の中性脂肪を減らす効果も期待でき、スリミング、痩身を訴求する目的としても配合されます。