グリセリンとは

グリセリンは水酸基(-OH)を3個持つ多価アルコール(-OHを2基以上持つ)です。

お酒のエタノール(-OH×1基)とは別構造です。  

大豆油等、油剤を鹸化(加水分解)して得られる天然と、石油から合成されて製造されるものがあり、化粧品には主に天然を使います。水溶性、無色透明、無臭で少し甘みがあります。刺激はほぼ無く、扱いやすく、金額が手ごろな成分です。

化粧品処方の目的は優れた吸水性による抜群な皮膚保湿。若干、蜜のような粘性と、水との反応熱による温感が得られる事で、テクスチャーにも関与します。  

デメリットとすれば吸水性が高いが故、空気中の水分までも吸湿するほどです。

グリセリンは保湿剤の中でも吸湿性の高い保湿剤です。化粧品に処方するのに扱いやすく、金額も手頃なグリセリン。『保湿を高めたいならグリセリンは多めに使う』がポイントになります。

参考文献 化粧品成分ガイド第7版 化粧品成分オンライン