◆CBD変異の実験記録│2025.3.4
前回実施した、pHの違いによる変化を見る実験の検体について経過を見たところ、一部の検体で変化が確認された。
1.pHの違いによる変化
結果
酸性、中性、アルカリ性の各水溶液にCBDアイソレートを加えたものについては、実験当時はいずれの溶液でも顕著な変化は見られなかったが、1週間後にはアルカリ水溶液+CBDの検体のみ透明から濃紫に変色している。(左図)また、CBD溶解ローションにアルカリを加えたものも、白色から紫への色調変化が著しく濃くなっている。
考察
初回の実験では、CBD溶解ローションにアルカリを加えた場合にのみ顕著な色調の変化が観察されたため、使用した界面活性剤との反応によって何らかの変化が生じていると考えられた。しかし、経時によりアルカリ水溶液とCBDの組み合わせでも色調の変化が確認されたことから、pHの影響も考慮する必要がある。今後、さらなる分析が求められる。