皮膚の保湿力を保つのに大きな働きをしている天然保湿因子NMFのうち約半分を占める主成分であるアミノ酸の1種で、非必須アミノ酸です。
NMFの中でもグルタミン酸は皮膚組織内に最も多いアミノ酸で、NMFの吸湿作用の中心的成分、ピロリドンカルボン酸に変化します。
食材ではコンブ、チーズ、緑茶などに多く含まれ、グルタミン酸が多くつながると納豆の粘性物質になります。

化粧品への配合目的はNMF産生促進効果による保湿、また単一のアミノ酸からなる天然のポリマーとしての被膜効果などがあります。

参考文献
美容皮膚科学辞典
フレグランスジャーナル2004・7